定期検診の定期的な受診の有無は、長期的に見て歯医者にかかる費用に大きな差が生まれます。予防をしない場合の医療費の合計と年に4回ほどの定期検診の受診と予防を行った場合の医療費の合計を比較すると定期検診を受診した方が医療費は安くなります。
定期検診を受診することは、虫歯や歯周病を防ぐだけでなく、コストを抑えることに繋がります。
お口の中には2000億個とも6000億個ともいわれる無数の細菌が生息しています。そのため私たちの歯は常に虫歯菌や歯周病菌に感染する脅威にさらされており、しかもそのリスクは年を重ねるごとに高まっていくのです。
さらにその脅威はお口の健康のみならず、体の健康にも大きな影響を及ぼすことが明らかになっています。特に歯周病は近年、糖尿病や心筋梗塞、アルツハイマー病など全身の病気を引き起こす要因の1つとして考えられています。
虫歯や歯周病は治療の終了がゴールではありません。むしろ治療が終わったその日から、お口の健康を維持するための取り組みがスタートします。
西田歯科医院ではお口の中に隠れた病気のリスクを究明し、患者様おひとりおひとりに適した予防メニューをご提案していきます。
一生に一本ずつしかない大切な歯を、そして生涯にわたる体の健康を私たちと一緒に守っていきましょう。
定期検診で口腔内の虫歯および歯周病から保護することが可能です。
患者様には3か月に1度の定期検診をお勧めしています。その理由は、歯磨きをきちんとしている方でも3か月で歯石が溜まるからです。
歯石とは、歯垢が石灰化したもので、歯石は歯垢を引き寄せます。歯垢は、虫歯や歯周病の原因になります。そのため、歯石の早めの除去は口内の病気を防ぐことに繋がります。
定期検診では、口腔内の健康状態を医者がみる事で虫歯や歯周病を早い段階で発見することができます。治療が必要な場合、処置を速やかに行い、予防のための方法をご提案いたします。
定期検診の定期的な受診の有無は、長期的に見て歯医者にかかる費用に大きな差が生まれます。予防をしない場合の医療費の合計と年に4回ほどの定期検診の受診と予防を行った場合の医療費の合計を比較すると定期検診を受診した方が医療費は安くなります。
定期検診を受診することは、虫歯や歯周病を防ぐだけでなく、コストを抑えることに繋がります。
痛みや症状が表れてから歯医者を受診をした場合、治療が必要な状態になっていることが多いです。歯科治療を繰り返すことは、歯や歯茎にわずかながらダメージを与えます。
定期検診を受診していれば、治療をした場合でも、簡単な治療で済むことが多く、口腔内の周辺組織へのダメージを最小限にすることができます。結果的に歯を長持ちさせることに繋がります。
当院では「予防のプロ」である歯科衛生士が、皆様のお口の健康に関するアドバイスやサポートをおこなってまいります。
虫歯や歯周病を予防するうえで、毎日のホームケアは欠かせません。ただ人によって歯の大きさや歯並びの状態は異なるため、一律の方法で歯磨きをおこなっていても良い効果は得られないでしょう。
当院ではおひとりおひとりのお口に適した歯ブラシの選び方からブラッシングの方法まで、丁寧にアドバイスいたします。普段のケアについてわからないことや疑問点など、何でもご相談ください。
歯磨きで取り残してしまったプラークは、やがて唾液の成分によって硬くなり歯石になります。歯石は表面がザラザラしているため細菌の温床になりやすい一方、歯ブラシや歯間ブラシでは歯石を落とすことができません。
スケーリングではこのように硬くなった歯石を、専用の器具や機器を使って丁寧に取り除いていきます。
歯石ははじめ歯の表面に付着しますが、やがて歯ぐきの内側にある歯根面(歯の根っこの表面)にも付着しはじめます。
通常のスケーリングは歯ぐきから上に付着した歯石を取り除くのに対し、SRPでは歯ぐきの内側に入り込んだ歯石を取り除いていきます。
PMTCはプロフェッショナル・メカニカル・トゥース・クリーニングの略語で、日本語にすると「プロによる機械を使った歯のクリーニング」となります。
PMTCでは専用の機器を用いて、普段のケアでは落としきれない歯と歯の間や歯と歯ぐきのすき間といった細かい部分の汚れも丁寧に落としていきます。処置後は歯の表面がツルツルに仕上がり、お口の中にスッキリした爽快感を感じられます。
次のような症状が気になる方は、もしかしたら歯に必要以上の力が加わっている可能性があります。
歯は虫歯や歯周病以外にも、「咬む力」によって大きなダメージを受けてしまいます。特に普段から歯ぎしりやくいしばりをしている方や、何もしていない時に上下の歯が咬み合わうTCH(歯列接触癖)のある方は注意が必要です。
当院ではこのような患者様に対し、通常の予防処置にくわえマウスピースを使った治療をおすすめしています。マウスピースを一定時間装着することで歯にかかる余計な力をコントロールし、歯や顎の関節、周囲の筋肉にかかる負担を減らしていきます。
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院長のワンポイントコラム
歯を悪くする原因といえば、「虫歯」と「歯周病」の歯科2大疾患が広く知られていますね。しかしお口の中にはもう1つ、歯を悪くしてしまうリスクが隠れているのです。
それはくいしばりや歯ぎしりなどに代表される「異常な咬み合わせ」です。この異常は咬み合わせについては近年、歯ぎしりやくいしばりのほかに※TCH(歯列接触癖)も歯に強い力を与えてしまうことがわかっています。
強固な骨に支持されている歯とはいえ、そこへ日常的に強い力が加わってしまうと、歯にとってそれは大きなダメージとなります。またこのような力は周囲の筋肉も常に緊張させてしまうため、肩こりや腰痛、頭痛などを引き起こしてしまいます。
当院の予防歯科では従来の虫歯、歯周病の予防にくわえ、咬み合わせによる力のコントロールにも着目し、マウスピース治療なども積極的に取り組んでいます。
※TCH(歯列接触癖:Tooth Contacting Habit)食事や会話以外の時間も上下の歯が接触している咬み合わせのこと。歯は通常、何もしていない時は上下の歯の間に1~3mm程度のすき間(安静空隙)が生じているのが正しい状態です。歯が必要以上に接触することは、歯のみならず周囲の筋肉にも大きな負荷がかかるため、慢性的な肩こりや腰痛などの原因になってしまいます。